ポーテンシーとか

 

 

昨日、三島は雨と突風で大変で、
三島市文教町の日大三島国際関係学部のテニスコートの屋根が飛ばされたりした(うちから車で北へ30分程度のところ)。

20190829屋根まで飛んだ

 

 

 

と、やっぱり嵐とともにやってきました。

 

 

 

頭痛。(≧┏Д┓≦)イタタタタッ!

 

(どうしてこう毎度毎度・・・最近話題の気象病ってやつやね・・・)

 

 

 

 

 

 

・・・の前に、ここんとこずーっと耳のピアスの穴がぐじゅぐじゅと膿んで困っていた話から。

 

痒くて痒くて熱を持って腫れていて、
朝起きると分泌液で枕カバーと髪の毛がベタベタぱりぱり状態で(結構酷いよね(笑))、
いつも皮膚に良い効果があるホメオパシーRemedyのCaust.が今回ばかりはイマイチで、
こういうときは、

 

1、よりシミリマムを探す。
2、急性症状に特化したレメディを考える。

 

の、二つの選択肢があります。
「1」はこの期に及んで現実的でないので、
(頭にも心にも余裕がないこんな時は)必然的に「2」になります。

 

 

 

 

で、私が選んだのはこのレメディ。『RADIUM BROMTUM(ラジウムブロマータム)』。臭化ラジウムのレメディ。

20190829 Rad-br.1

 

RADIUM、

20190829 Rad-br.2

 

BROMATUM、と読めますね。

20190829 Rad-br.3

 

 

 

レントゲン、放射能を浴びてないとこのレメディをあげてはいけないとされている(らしい)けれど、
普通に関節や皮膚の症状にもとーーーーーっても良い効果がありますよ。
と、インド人のホメオパスのバナジー先生が押していたレメディ。

 

Rhus-t.(ルストックス)に似た関節の痛み。筋肉痛にもよし。
痒くて灼熱痛のある皮膚の病変。
潰瘍がなかなか治らない。サイコティックでもありシフィリティックでもある。
衰弱や慢性疲労症候群にもいい。

 

 

 

 

関節なら五十肩が最近ずーっと痛いです。
更年期なので慢性の疲れがなかなかとれません。

 

 

 

 

なので「ひょっとしてかなりイケるんじゃね?」
とこのレメディをとってみた。
まずは30cで(皮膚だったら30cから、とバナジー先生が言ってた)。

 

・・・と、翌日にはもう好転の兆しがあらわれた。 (= ̄▽ ̄=)V ヤッタネ.
肩の痛みもかなり軽減。
疲れもとれたぞ♪(朝起きるのが辛かったのがちゃんと起きられるようになった!)

 

 

 

 

 

・・・200cならどうなるんだろ?

 

 

 

 

 

勿論、これがお金をもらっているクライアントに対してだったら、
「症状が好転している時はアンタッチャブルよっ!」
と言い聞かせるんだけど、
正直、

 

その都度やってみなくちゃわからないよね

 

とは常々感じていて
勿論先達のホメオパスの方々の方針は(通常は)尊重しているから、
危ない橋はクライアントには渡らせないが、

 

自分だったら渡ります。

 

 

 

 

 

 

ということで、翌々日には200cを摂ってみた。

 

 

見事に悪化。
(痒くて痒くて掻きむしって又分泌液がどぴゃーっと・・・)

 

Rad-br.の症状である“火事”や“排尿”の夢を見たりして見事にプルービングしちゃって、
なのでスゴスゴと翌日には30cに戻しました。 ( ˘ ˘̥ )チャンチャン...

 

 

 

 

 

 

 

と、Rad-br.の30cで皮膚が落ち着きを取り戻しかけたところで、
やってきた昨日の嵐。

 

日中はなんとなく頭が重いかな、程度だったのが、
夕方から頭がズキンズキンしてきてなんとも我慢できなくなってきた。

 

「神経痛の痛みかな?」と、神経痛に良く反応するPlat.の30cを摂ってみたけれど反応せず、
去年の嵐の時に散々お世話になったAnt-t.もダメで、
そうこうしているうちに酷い吐き気がしてきてトイレへ駆け込んだ。
嘔吐が治まらず、吐くものがなくなってもオエーッオエーッと(汚い話でゴメンナサイ)便器を抱えつつ、
苦しくってトイレの中でのたうち回っていた。
死にそうな程頭が痛いのに、実際ちっとも死にそうな気配はなくって、
「人間てなかなか簡単には死なないものだな」とか
「一昨年死んだ黒猫の銀チャンは死ぬとき苦しくて辛かったのかな・・・」とか
なんだか悲しくなってきて吐きながら泣いていた。

 

頭痛&嘔吐の合間に、
くじけずにRhododendron(嵐で心身悪化の時によいレメディとされている)や私と相性のよいGels.(ジェルセニウム)を口に含んでみたが、
口に入れた途端に嘔吐してしまう始末・・・。

 

おとーはおとーで、トイレから下半身を廊下に投げ出して倒れている私の姿に、
夜間配達でやってきた郵便局員さんから玄関からそれが丸見えで、
犯罪事件かなんかだと思われたらどうしよう、とビビっていたみたいで、
それ以外は私に対しては

 

「頭痛では死なないから」

 

と完全放置でした。(私は超低血圧だからポックリの可能性も低いし。)

 

 

 

 

で、ダメもとでPlat.の200cを摂ってみたところ、
痛みがスーッと引いていきそのまま2時間程眠りについて、
目が覚めた頃には多少ふらついてはいたけれど回復できていたのです。

 

トイレには苦痛のストレスによる抜け毛でいっぱいで、
それでなくっても最近は薄くなった髪の毛にガックリ来ていて(それでもおとーの毛量の10倍はあるが)、
いろいろと負担が身体にこたえる年齢になってきたんだねー、
とつくづく思った次第です。

 

 

 

 

それにしても30cで手応えがない時は200cに進んでも無意味な時が実際には多いのに、
ポーテンシーのさじ加減は難しいな、と。

ポーテンシーだけではなくって、
急性症状の微妙な匙加減というものは本当に難しい。
昔、Homeopathyスクールの同期の仲間が、
子どもの急性症状対応のレメディがなかなか見つからなくって、
とうとう奥さんに戦力外通告されちゃった、とか言っていたっけ(苦笑)。
今なら中嶋君(あっ、実名出しちゃった)の当時の気持ちがよーくわかるわ。
ある程度レメディを取り揃えていて、
「はい、これダメ、はい、次」と(クラシカルでは異例の)早い見切りでレメディを変えていく私だって苦労してるんですよ。

 

 

 

自己研鑽の道しかありませんね。

 

 

 

あっ、おとーには「(毛量が)10倍ってのは盛り過ぎっ!!」と怒られました(笑)

 

 

 

では。

 

 

 

 

 


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