初詣
人ごみが苦手なうちら夫婦は、初詣はいつも前倒しして年末31日に行う。
「今年一年ありがとうございました。来年もお見守り下さい」的な感じ。
その年その年で思いつくままに詣で先を決めていて、
今年は『大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)』にした。
今回はなかなか決まらなくて、
私が適当に検索して「どぅお?」って言ったのを、おとーが「おっ、それ、いいねぇ」って即決。
大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)は、神奈川県伊勢原市の大山(別名:雨降山〈あふりやま〉)にある神社。
大山は古くから山岳信仰の対象として知られ、山頂からは祭祀に使われたとされる縄文土器が発掘されるなどしている。大山は山上によく雲や霧が生じて雨を降らすことが多いとされたことから、「あめふり山」とも呼ばれ、雨乞いの対象としても知られていた。
大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)は、山の神・水の神として、また大山が航行する船の目印となった事から産業・海運の神としても信仰されています。別名、酒解神とも呼ばれ、酒造の祖神として信仰もされております。富士山の御祭神、木花咲耶姫の父君であると共に絆を取り持つ神と伝えられております。
寝坊して出たので、伊勢原に到着は11時半頃。腹ごしらえしてから行くことにした。
車で走っていて適当に目についた店に入った。
↓
おとーはカレー南蛮とせいろのセット。
↓
「カレー南蛮なのに豚肉だ(泣)」と、おとーは至極残念そう。
私は鯖の味噌煮と蕎麦の定食。
↓
いい感じに普通に美味しいです。
豚の角煮も。
↓
美味しかったけれど、鯖と角煮じゃ胃がもたれ気味(笑)
参道の手前に駐車場がある。1000円。大山の代表的な土産物が「コマ」とのこと
↓
両脇に土産物屋がひしめきあっている参道。商店街風で楽しい。
↓
祠もある。
「へ〜、入浴できるところがあるんだ〜」
↓
歩くと本格的な登山になる。一応登山スタイルで来たがそのつもりは全くなく、躊躇なくケーブルカーをチョイス。
↓
下方向。
↓
終点。
↓
駅前。
↓
山頂(阿夫利神社のまだまだ上)までケーブルがあればいいのにな〜。赤いところが現在地。
↓
石段を上がる。
↓
「台湾省」からの奉献もあった。
↓
もうすぐ。
↓
到着。
↓
アップ。おっ、すばらしくいい感じ。
↓
神社右手に「地下入口」があって、神水が湧き出ている。
↓
「ぼけ封じ守」発見(笑)
↓
最近おとーがボケボケで食器割ったり階段でこけたり、
峰田道場の峰ちゃんのことをいつも「梅ちゃん」て言い間違えたり、
「も〜。ボケたら山に捨ててくるからねっ!」と言ったら「どうしてそんなに酷いことを言うんだ」ってムクれるけれど、
実際もうすぐ52歳。本当にぼけたら大変なので、このお守りは絶対 買い です。
ぼけ封じの守護神は「じじばば」の神様だった。
↓
灯明もあげてきた。
「家内安全」や「合格祈願」や「病気平癒」等あったが、私たちは『祈開運』を選んだ。
↓
地下道を出ると「浅間社」があった。
大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)は、富士山の御祭神、木花咲耶姫の父君であると伝えられいる。
↓
磐長姫と木花咲耶姫は姉妹で、父君は二人を天孫瓊々杵尊(ににぎ)へ嫁がせようとするが、
瓊々杵尊はぶちゃいくだった磐長姫を父元におくり返しちゃった・・・って酷い話があるのだが、
だから瓊々杵尊の子孫(人間)は花のように繁栄するが、岩のような長命を得られないって話につながって、
でも以前に京極夏彦の小説の中に、その頃って長子相続だったので
(瓊々杵尊は姉妹二人を欲しがったのに)
父親である大山祗大神は長女の磐長姫を手放さなかったんだ、ってことを書いていたりして、
そんなんもありかな・・・、なんて思ったりもする。
ここから頂上まで90分程らしい。。。私たちは登りませんよ。。。
↓
引っ返して、おみくじを引いてみた。
↓
おみくじは「末吉」でその中にこんなのが入っていた。
↓
他に大黒様や恵比寿様、打ち出の小槌、等色々ある。
おとーは『招き猫』を引いた。ここでも猫ですか(笑)
↓
眺望はこんなふうです。
↓
またケーブルに乗って帰る。往復1100円。
↓
観光地にお約束の顔出しパネル。「こま遊び」。
↓
確かに土産物屋さんに「コマ」が並んでいる。
↓
さてさて帰宅してぼけ封じのお守りを開封。
↓
「『あめふり』の神様だから火除けに霊験あらたかだと思うんだよねー」とおとーが買ってきていた。
↓
伊豆の我が家から1時間半かからないで行けた。
せっかくのハイキングコースを全然ハイキングしなかったのは勿体なかったが、
それでも凄く楽しかった。また行きた〜い。
「大山」というだけあって、りっぱな御山でした。
夜は家でも蕎麦を食べて、食後は甘酒とスルメでまったり。
↓
今年も一年間お世話になりました。
ブログを書き始めて2年半。全然知らない方からもボチボチコメント頂いたり、
悪口書き並べていたホメオパシーについてもセッション依頼があったり・・・、
と、なんだか不思議で、そしてありがたい気持ちでいっぱいです。
2017年が皆さまにとってよりよき年になりますように。
おとー
みつよ
- 2016.12.31 Saturday
- -
- 23:43
- comments(0)
- -
- by とりあたま