初詣



大掃除、途中で切り上げた。だって寒いんだもん。
お花ぐらいは飾ろうと思って買ってきた。
おとーのエナジーカラーの【青】を意識して、でも青い花ってあんまりないので紫をメインに。

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うちら夫婦は人混みが好きじゃない。
なので、初詣はいつも大晦日に済ます。
「今年も一年ありがとうございました」って挨拶に行く感じ。
一昨年は下田にある白濱神社にお詣りした。去年は小櫛神社だったかな。
今年は三浦半島の東端近くにある『走水神社はしりみずじんじゃに決定。



ずーっと以前にブックオフで100円で買った本にここのことが載っていた。
「今、いくべき聖地」





たまたま数日前にパラパラ頁をめくって、
「うちから近いのはどこかな〜?」って見たら、
横須賀はうちの伊豆から2時間もあれば行けるので、決めた。
大晦日だからそんなに混んでないだろし、とも思った。



ちなみにこの本の中で江原氏は
「自分の中ではNo.1である出雲の須佐神社に匹敵するほどの聖地だ」
と、この走水神社のことを述べている。





案の定高速は空いていた。





『走水神社はしりみずじんじゃ
駐車場は12/31〜1/3まで使えないよ。

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言い伝えでは日本武尊が東征の途上に当地から浦賀水道を渡る際、自分の冠を村人に与え、村人がこの冠を石櫃へ納め土中に埋めて社を建てたのが始まりという。
上総国へ船出した日本武尊は、海上で暴風雨に遭い、弟橘媛が海へ身を投じて暴風雨を鎮めた。数日後、海岸に弟橘媛の櫛が流れつき、村人は旗山崎(御所ヶ崎)に社を建てて櫛を納めたとされる。この社が弟橘媛を祀る橘神社であったが、明治18年(1885年)に旗山崎が軍用地になり走水神社境内へ移され、その後明治42年(1909年)に合祀された。

(Wikiより)




ヤマトタケルノミコトとの合祀であるが、
オトタチバナヒメノミコト(弟橘媛命)が荒海を鎮めた故事により、
この神社のメインはオトタチバナヒメノミコト(弟橘媛命)になっている。。。



・・・私、こういう自己犠牲逸話って好きじゃないんだけれど、
こうせざるを得なかったヒメの気持ちはわからないでもない。
大荒れの海を鎮めるためには誰かが人柱になるしかない、
夫はこれから戦いに繰り出すところで死なすわけにはいかない、
次点の主要人物つったら妻である私になるだろう、って思ったんだろうね。

恐怖と、引き下がるわけにはいかない覚悟で、胸がいっぱいになっただろうなーって思う。






すっかり明日の準備が出来ている。

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オトタチバナヒメノミコト(弟橘媛命)の『舵の碑』。
碑の右横に何か気配を感じるんだけれど、気のせい?

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御神木。せっかく良い感じだったのにぼやけてしまった。

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お詣りしたよ。明日は賑やかになるんだろうな。

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裏には「河童」が祀られていた。可愛すぎる。

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弟橘媛命に殉じた侍女をお祀りしてある。平成25年に改築されたばかり。

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海が見える。浦賀水道?

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裏の山の奥に入っていきます。ドキドキ。

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足元はびっちりの木の根。鞍馬の山を思い出す。

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こんなの発見。

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祠の跡地らしい。
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ふ〜ん。素朴でいいね。
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頂上には三社が祀られていた。
神明社 (天照大御神 あまてらすおおみかみ)
須賀神社 (須佐之男命 すさのおのみこと)
諏訪神社 (建御名方神 たけみなかたのかみ)









帰りにお守りを購入。「身代わり木札」。ハッキリ綺麗に印字されていて木肌が赤い方がいいのだと教えて貰った。
「こういうの見たことな〜い。おもしろーい。」とつい買ってしまったが、
そういえば自己犠牲って嫌いだったんだと帰宅してから気が付いた。馬鹿だ。
せっかくの御縁なので大事に使わせて頂きます。

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江原 啓之氏が毎年このお札を買いに来るらしい。5000円です。

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おとーのたっての希望により、
このあと、ゆかりの小桜姫を祀っている「諸磯神社」まで足をのばした。
「霊界通信 小桜姫物語」ではオトタチバナヒメノミコト(弟橘媛命)と小桜姫が交流する場面がある。
この本の話は以前にブログでも書いていた(去年の10/3011/1)。

こんな本。

『小桜姫物語ー霊界通信』浅野 和三郎 (著)





外観。

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物凄く地味。でもいいよ〜。

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小桜姫を祀っているのはこちらの祠だな。

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案内板の文字が消えかかっていてわかりづらかったのだけれど、
備えてあるものが女性に関わるもの(手鏡や口紅)なので、
それとすぐわかる。

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すぐそばはもう海。
おとーが何かやってる。

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二人とも結構疲れた。
私は帰りの車の中でぐーすか寝てしまったし、
おとーは帰宅してから2時間程バタンキューだった。

私は満足感が得られたが、おとーは「もう一度行ってもいいよ」と言ってる。
いいよdocomo




今夜はあたたかいお蕎麦。おとーがゆでた。
冷凍していた天然モノのなめこを使った。








では、皆様、良いお年をお迎えください。




 

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