急性症状




今晩、おとーは『ほうとう鍋』を作ってくれた。
富士市の腱引き道場から帰宅後、私がお風呂を済ませている間に、夕飯づくりをしてくれる。

20151030-1.jpg

美味しい上に身体が温まった。どうもありがとう。









腱引きは野郎の療法だと思う。元々は古武道を由来としているし。
道場は勿論、男ばっか。
患者さんは男女半々位かな。



道場では、治療時以外は
隅でコロンと寝ころんで本を読んでいるか、ウトウト寝ているか、お弟子さん達とお喋りしているかで時間を過ごす。
ある日、お弟子さんが「耳にデキモノができて・・・」というので見てみると確かに1.5センチ程の浮腫?らしきものがあった。

久しぶりにホメオパシーやるかっ、って思い立ち、

急性症状としてとらえたレメディは不発。
もう一月以上経っている炎症だったので、根本体質を重視してあげた2発目は成功。
翌々日にはシュシュシュ・・・としぼんだ。

今度は歯痛を相談されて、それはホメオパシーのアスピリンと呼ばれているMag-p.を安易にあげたら速攻で炎症が鎮まった。
(「ちゃんと歯医者行こうね」とのアドバイスも忘れず。)


お弟子さん達は警戒心を解いたのか、興味を抱いたのかわからないが、
その後はホイホイ飲んでくれるようになった。



暫くホメオパシーから離れていたので(自宅では決まったレメディしか使わないし)、
すっかり急性症状のレメディの使い方を忘れてしまっていて、
だから手持ちのiPadで検索しながら風邪の症状を訴えるお弟子さんの相手をしてレメディを考えたけれど、

ちっともヒットしない(風邪の症状が改善しない)。


で、方針を変えて、根本体質を考慮してあげたレメディではすんなり反応する。




ネットではこと細かく風邪等急性症状に対応するべくレメディの案内が出ているけれど
(例えば咳の音や鼻水の色、顔色、Mind、発症のキッカケ、発熱の様子・・・等々)、
皆、これを参考にして、本当にうまくいってるんだろうか・・・と訊いてまわりたくなった。



うまくいってるの?



(ホメオパスは成功例ばかり語って失敗例は語ろうとしないので、この辺の実情は明らかされることは今後もないだろう。)








久しぶりにレパートリーをめくったりして
怠けていた『ホメオパスの腕』の錆び落としができて、最近嬉しいのである。
急性症状とは日々の予定調和を乱すために起るものなのかもしれない。





では。

 

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