犬と猫の話
ベランダのななこ(シンガプーラ♀4歳)
猫の話の前に犬の話を。
前々回盲導犬の話を書いた。
今日ネットであれこれ見ていたら、盲導犬への虐待?の疑惑がある事件があったらしい。
2年前、長崎でのアトム号事件というものなのだが、これ、真偽のほどが定かではない。
興味のある方は調べてみて下さい。
虐待とまではいかなくとも、なかなか厳しい状況の盲導犬は多いみたい。
ペットと一緒。すべて優しい飼い主とは限らない。
おとー(My husband)が「犬じゃなきゃダメなのかなぁ。人間が目の見えない人の世話するってのは駄目?」と言う。
「人間は犬と違って“絶対服従”しないからダメじゃない?」と言ってみたが、さてどうかな?
でもね、実際、社会の中で盲導犬への嫌がらせが後を絶たないみたいだし、
この「人間への絶対服従(人に攻撃しない、吠えない等)」の訓練は今後非難を浴びていくのではないかな?
ゆくゆくは『盲導犬廃止』の世の中へ移行しそうな気がする。
「盲導犬ロボットはどうだろ?」とおとーが言う。
うん。賛成。開発が進むことを祈る。
こんなの見つけた。
↓
こんな子が居ました 盲導犬の隠された性格。
動物病院にて、大人しい盲導犬の補助器具を外してみたところ、
大喜びで人間の間を走り回った・・・という内容。
これを書いた動物病院の医師は「補助器具をつけている間は、彼らはプロなのだ」と、
この盲導犬の使命感を褒め称えているけれど、
や〜、マジでそー思ってんの???
それって、人間に都合よすぎの考え方じゃない?
と思った。
(盲導犬の補助)器具をつけたら走り回ってはいけない。
吠えてはいけない。
人間に「遊んで♪」とはしゃいで飛びかかってはいけない。
そういう訓練を盲導犬は受けているだけ。
私はそう思った。
昨日、おとーと行きつけの美容室のヘアカットに行ってきた。
担当の山村さんは、以前に黒猫の【にゃあちゃん】を飼っていたことがある猫好き。もうとっくに死んじゃったらしいけど。
だから猫の話はよくする。
昨日はiPadで私のblogの「我が家の夏の風物詩」を見せた。
ななこ(シンガプーラ♀4歳)の変態ぶりを見てもらいたかったのだ
するとしきりに「ななちゃん、可愛い可愛い」と言う。
写メまで撮ってる。
ななこ、…可愛いか?
このこ、クセが強くてずっと大変だったから、確かに可愛いんだけれど、
なんだか素直にその言葉を受け取れないんだよねー。苦労したからさー。
「……あげようか?」と言ってみると、山村さんは大喜び。
一応お試し期間を設けた方がいいよね、相性とかあるし、と、段取りは進んだ。
「一応、おとーの了解とらないと。」
そして、カットが終わって迎えに来た(私が終わるまで近くで買い物していた)おとーに
ななこに移籍の声がかかったことを伝えると、予想外の困り顔。
だって、あんた、
「逃げたら追うな」
とか
遊んで欲しそうなななこに
「こっちくんな」
とか言ってたじゃん。
「めんどくさいから、実家におくっちゃおうかな」
とか
「新しい猫は、ななこがいなくなってからじゃないと飼わないからね」
とか、酷いこと言ってたじゃん。
確かに猫は環境を変えるのは可哀想かとは思うけれど、
この子、癇癪起こして他の猫をぶってばかりで、多頭飼いがあってないんじゃないかと思っていた。
1匹でじっくり可愛がってくれる飼い主の方がいいんじゃないかと。
それにstranger大好きだから、新しい人や環境にも意外に大丈夫なんじゃないかって。
と、ここまでは私の見解。
だから、この移籍話に、おとーは真剣に前向きになるかと思ったら、意外な反応にちょっと驚いた。
なんだー、かわいがってたんじゃないかー。
あんたー、素直じゃないねー。
Rhus-t.が効いたのか、歳取って大人になったのか、随分と大人しく扱いやすくなった。
今は、ただの【活発な美猫】。
今だったら、誰に貰われても大事にされると思う。
そういえば、ななこを飼い始めてた頃、
「このコ、ハズしたかなぁ」なんて扱いにくさにウンザリ気味の時、
「でも、ちゃんと死ぬまで面倒見てあげるからね」って言ってきかせてあげてたんだっけ。
だってこれじゃぁ、誰だって扱いかねるって状況だった。
問題行動が殆ど抜けた今、そんな約束すっかり忘れていた(笑)
でも約束は約束。
おとーの心もちゃんと見えたことだし、ななこは終生、うちにおくことにします。
脱走すんなよ
では。
ななこ(シンガプーラ♀4歳)と ももこ(mix♀3歳)
- 2014.08.31 Sunday
- 猫
- 22:41
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- by とりあたま