スコットランドの独立



膝のり猫たち。
黒猫銀次郎(mix♂1歳)と白猫ココ(mix♀2歳)。
この二匹で取り合いになることが多い。
いつも、ガタイのいい銀次郎に追い出されるココ。





ななこ(シンガプーラ♀4歳)
“しつこさ”で言ったら、白猫ここ といい勝負。
ちなみにこの二匹は私の膝には乗ったことがない。







スコットランドの独立の賛否を問う住民投票が、明日、日本時間の18日の午後3時から始まる予定。

さて、恥ずかしながら、私は社会経済問題に疎い。
この独立運動についても、
おとー(My Husband)が「スコットランドは油田持ってるからねー」と言ったので、
「じゃぁ、強気で出れるねっ。」とコメントしたのが、最初で最後。

「独立、いいんじゃないDocomo102Docomo108ハート」って程度しか言いようがない。知らなかったので。





遅まきながら、先程、ネットでこれを読んだ。

スコットランドで何が起こっているのか------民族とアイデンティティを超えた独立運動
http://synodos.jp/international/10615/3



何が起こっているのか、今さら知りました。
全容が漏れなく語られているのかどうかは知らないけれど、
凄くわかりやすくまとめてある。
でも長いので、無理に読むのはお勧めしないよ。



まとめだけ抜粋。
  1. 独立運動は民族意識やアイデンティティに依拠したものではない。
  2. スコットランドは豊かな国であり、その豊富な資源をより公平な社会を作り上げるために効率的に使う必要がある。
  3. そのためにはロンドンによる支配ではなく、スコットランドに住む人に決定権を与える民主主義システムを確立しなければならない。それは独立によってのみ達成される。


これらのそれぞれについて、本文の気になった箇所だけ書き出してみる。



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まず
  1. 独立運動は民族意識やアイデンティティに依拠したものではない。

えっ、そうだったの?
普通、独立って、そこがベースなんじゃないの?
と、感じてたんだけれど、このスコットランドに関しては、そんなことないみたい。



実際に、独立賛成派の集会などでも、
「私はナショナリストではないし、
スコットランド人であることに誇りを思っているわけでもありません。
でも私は独立に賛成します」

と発言を切り出すことがすでに決まり文句のようになっているらしい。



独立運動を牽引するScottish National Party(SNP)の独立論の根拠は、
スコットランドに住む人間がスコットランドを統治するべきだ
という簡潔なものであり、そこにいわゆる民族あるいはアイデンティティ色はない。





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  1. スコットランドは豊かな国であり、その豊富な資源をより公平な社会を作り上げるために効率的に使う必要がある。


論争以前は、独立した場合スコットランドは経済的に自立できないと一般的に理解されていたが、
論争後はこの認識は覆り、独立後も十分にやっていける、という理解が広まったのである。
スコットランドの人口はUK全体の8.3%だが、税収の9.9%を占めており、国民一人当たりのGDPでも26,000ポンドを超え、UK内ではロンドン、イングランド南東部に次ぐ裕福な地域という事実が立証された。




ちょっと待って。
油田持ってるくせに『自立できない』と思ってたって、なに???
人口は8.3%で税収の9.9%なのに。
その自己評価の低さ、なによ?






UK政府は市場経済主義を取り入れ、金融規制緩和、NHS等公的サービスの民間運営化等を積極的に行う一方で、福祉国家の縮小を推し進めている。さらに軍事・外交面では、イラク侵攻、核兵器トライデントの維持等の政策に固執し続けた。

一方スコットランドでは、SNP政権が大学授業料の廃止、医薬品の無料化、老人のバス利用の無料化、公的サービスの再公営化等を推進し、いわゆる大きな国家、福祉国家の維持に尽力している。核兵器に対する反対も根強い。


UKに蔓延る貧困と不平等の問題も大きく、
「UKは先進国の中で4番目に不平等な国」、
「5人に1人の子供が貧困状態にいる」、
「約100万人が食料の無料配給に頼っている」
という事実がある。
とりわけ子供の貧困の問題は深刻であり、UK政府の生活保護削減政策により、スコットランドでは2020年までにさらに10万人の子供が貧困に陥るとされている





これじゃぁ、UK( United Kingdom)から離れたいって思うのも無理はない。



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  1. そのためにはロンドンによる支配ではなく、スコットランドに住む人に決定権を与える民主主義システムを確立しなければならない。それは独立によってのみ達成される。


こうした問題に根本的に対処するのに必要な社会福祉や税制の権限は、
スコットランド議会に委譲されていない
独立派は独立により社会福祉政策をスコットランドで決定できるようになり、
核兵器トライデント等に浪費される財源をより充実した社会福祉に使うことができる、と論じている。


北海油田に関しても、少なくとも2050年まで採掘可能なことがわかっており、
今後科学技術の発展に伴いさらなる発見がなされる可能性もある。
またスコットランドはヨーロッパの再生可能なエネルギーの25%を産出する見込があるとされ、
将来的には世界でも有数のエネルギー大国になることも不可能ではないとされている。






・・・独立してもいいんじゃない?って気になってきた(笑)

通貨問題にしても、UKは独立後のポンドの使用についてブーブー言ってるけれど、
スコットランド側は、UK政府の立場をブラフ(はったり)と見ているらしい。
あんまり重要な問題だという認識はないようだ。




この論説を書いた人は、独立してもしなくても、まぁ、色々大変だと思いますよーってまとめている。
ちなみにこれを書いた人のプロフィール。

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久保山尚(くぼやま・ひさし)
スコットランド史、スコットランド政策研究

英国中小企業連盟(Federation of Small Businesses)事業改善部。早稲田大学文学部卒業、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得退学、エディンバラ大学人文社会科学部歴史学専攻博士課程修了(PhD, Scottish History)。早稲田大学、エディンバラ大学非常勤講師、シンクタンクでの政策研究インターン、英国中小企業連盟政策研究部を経、現職。
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よーわからんけれど、日本のワイドショーでワーワー言ってるコメンテーターよりは、
まっとうなことを言える立場の人のように思われる。





明日の、投票結果が楽しみあひょうパンダ



ではほっしぃ




 

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