久々のCary

 

 

今日のランチは、アップルパイと伊達巻と茶碗蒸し(全部買ってきたもの)。

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今年のうちのお飾りはホントに地味です。たまにはこんなのもいいかなぁってことで。

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ななこに “招き猫” をさせてみた。どの猫も嫌々気味。

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大人しいすずこは私の膝の上でどんな体勢をされても動かない。

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普段人付き合いの悪い私は、正月といっても年賀状も年賀メールも殆どないのだが、

今年はめずらしい人から元旦メールがあった。

 

 

 

 

イギリス人の英会話教師、Cary。

 

 

 

 

そういえば去年の元旦にもメールがあって、

その頃は足腰が痛かったので、おとーに「今調子が悪いんで又そのうちに・・・」と代筆してもらったんだった。

一昨年の腎臓移植手術前に半年ほどCaryのところに英会話を習いに通っていたんだが、

手術とCaryのバカンス(3ヵ月ほどイギリスに帰っていた)のをキッカケに中断してしまっていたのだ。

 

そもそも、私の英語能力は小学生レベルと言っても過言ではなく

(おとーから小学生レベルもない、ってツッコまれた)、

それでもマンツーマンの授業は結構楽しく盛り上がってた。

一向に英語は上達しなかったんだが、

「英語出来なくても意思疎通って出来るんだ♪」という妙な自信が生まれた。

 

Caryとは波長が合ったんだと思う。

何言ってるのか言葉はわからなくても顔を見ているとなんだかわかった。

難しそうな政治の話をしだしてCaryが紙に「emigrant」と書いて、なんとなく「移民の話かな」って通じたり、

授業の日って「あっ、今日はバイオリンの話が出るかな」って思ってると「Fiddler on the Roof(屋根の上のバイオリン弾き)」ってミュージカル映画の音楽の話になったり、

「離婚て英語でなんて言うんだろ」って言葉調べておくと「今の奥さんは二度目の奥さんなんだよ」ってCaryから茶目っ気たっぷりの顔で打ち明けられたり(笑)。「あっ、そーなんだー、私も Me tooよ」(ずーっとこんな会話だった)なんて答えたりしていた。

 

 

で、1年ぶりのCaryからのメールに、

「Cary、いい人なんだから、ちゃんと自分で御返事しなさい!」

と珍しくおとーに怒られ、凄く下手くそな英語で

「今ちょっと色々忙しいからもう少しお休みさせてね(←逃げてる)」と返信をした。

 

 

早速Caryから「了解」って返事がきて、

でもこのままじゃ、あんまり素っ気なくて悪かったかな〜、

そういえばCaryの近況を全然訊いてないや、それって失礼だったよなー、

と思って、

「So, how have you been?」(ところで、あなたはどうしてたの?)ってreplyしてみたら、

(ちょっとやな予感したんだけれど)案の定、長文のメールが返ってきた。

おとーに手伝って貰いながら訳すと、

しばらく色々と調子が悪かったとか、でも今は仕事してるよ、とかアメリカやカザフスタンで仕事してきたとか、

今住んでいる家を立ち退かなくちゃならなくて、新しいチープな賃貸物件を探してるんだよ、ってな内容だった。

 

あら、じゃあちょっと知り合いの不動産屋に当たってみようかしら、とか、

界隈の賃貸情報をネットで検索したりしていたら、

「まず、Caryに返信してあげなよー」とおとーがヤレヤレといった顔でいる。

 

やりますよ。でも人間て得意なことをまずやりたがるんだよね、ってことです。

 

 

 

今年いっぱい休むと言わず、ちょっとは授業に顔を出そうかしら・・・。

 

 

では。

 

 

 

 

 


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