昨日(皮膚炎&アトピー&ホメオパシー)の続き


【紫雲膏】について追補
1.jpg
昨日、サラッとしか書かなかったが、この【紫雲膏】はなかなかのスグレモノ。
江戸時代の医師「華岡青洲」が創案した軟膏で、
ひび・あかぎれ・しもやけ・魚の目・あせも・ただれ・外傷・火傷・かぶれ等に効く。
レビューを見ると、アトピー患者で使ってる人も多いらしい。
私はかぶれ&虫刺され用に、上記のような小ケースに入れて持ち歩いている。不思議と痒みが治まる。
調理による油のハネにも効くのでキッチンにも置いてる。



私が漢方で落ち着いたという皮膚炎はアトピーではない。
通っていた土方医院の土方医師に「アトピーではないわよ。湿疹体質ね。」と言われた。
自分ではアトピーみたいなもんだと思っていたので、ちょっと驚いた。
ずーっとアトピー性皮膚炎の対策本ばかりに目がいっていて、
そもそもの認識から間違っていたのだ、と自分が情けなかった。
その頃の酷い写真は一枚も撮ってない(写真どころじゃなかった)。
けれど湿疹ができかけた頃のなら残っていた。太ももの裏に出来たのが始まり。

脚の傷.jpg
こんな感じのが全身に広まった。顔とか耳とかにも。粘膜もおかしかった。排尿・排便も辛かった。
「痒い悲しス。痒い悲しス。」としか言えない私に、ホメオパスでもある“おとー(My Husband)”が
「どういう風に痒いの?痒さってなに?」とか言い出して
(ホメオパシーのセッションって、そんな風な訊き方をするんだよ)、
「痒いったら痒いんだよー(怒)!!!マジでとキレまくった。
思考&表現能力ゼロ状態だった。
余裕のない精神状態だと、ホメオパシーのセッションなんて出来ないんだなーと悟ったりした。
痒いって状態は人それぞれに固有性がないんだよ。ホメオパシーではそういうのやりづらいと思う。
(痛さだったら、焼けるような・切るような・ハンマーで殴られたような等、色んな表現がある。)







患者に学んだ成人型アトピー治療◆脱ステロイド・脱保湿療法◆佐藤健二著 つげ書房新社】
当時、この本を読んで「脱保湿療法」にトライしてみた。
1年続けたけれど、症状は進行し続けた。
アトピーじゃなかったからかな。
3週間の断食療法もやってみたけれどダメだった。


でも、この本は結構良いです。
著者の医師、イケイケどんどんの先生で、他の療法を否定していたりするけれど
(「私、それ違うと思う」とかツッコミ入れながら読んだ)、
これくらいの強気でいたからこそ、沢山の患者を救えたり、学会無視したり、が出来たんだと思う。


HPもあります。↓
http://www.myclinic.ne.jp/satoshouni/pc/index.html

ウケたのがこんな文。

「ステロイドやプロトピックを使わないと治らない」というお医者さんには、「ステロイド依存症やプロトピック依存症は出ません」という一筆を書いていただきましょう。

なーるほどdocomo


その上、

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受診時に、ステロイドを使わないで治療してほしいということを医師に伝えるときの文書の雛型です。参考にしてください。

子供版
私の子供の湿疹に対して、ステロイドや免疫抑制剤のプロトピックやネオーラルを使用せずに治療してください。理由は、発生率は少ないかもしれませんが成人型のアトピー性皮膚炎になることを予防したいからです。ステロイド外用剤のない頃は、成人になるまでに多くの人が治っていたのに、最近では治らなくなっている人が多くなっており、この原因としてステロイド外用剤の外用が考えられるからです。免疫抑制剤のプロトピックやネオーラルについても使用したくありません。自然にほとんどの患者が治るのに、プロトピックやネオーラルを使用し、免疫を抑え、発癌が起こるという危険を冒したくないからです。ステロイドや免疫抑制剤のプロトピック等を使用しない場合、治療日数が長くなっても上記の危険を防ぐことには代えられないと思います。なお、ステロイドの内服薬は勿論ですが、点眼薬、点鼻薬、点耳薬、口腔外用薬、喘息用吸入薬、痔疾用外用薬に入っているステロイドは、微量ですが全身の皮膚に影響があるといわれています。これらについても可能な限り使用しないで治療をお願いいたします。民間療法は不安ですので行いたくありません。

まことに不躾なお願いですが、よろしくお願いいたします。

以下略
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この先生、患者さんの愚痴(心の痛み)をちゃんと聞いてあげてたんだなーってわかる。
「前の病院ではこんなこと言われた。あんなこと言われた。」なんて話ばかりだったんだろう。
上の文書では、患者としての身を守る対処の仕方を教えてるんだよね。
いい先生やないか泣く2ちゃん
この先生の医院、アトピー治療のための入院設備も整ってるということなので、悩んでる方は行かれてはどうでしょう?



この先生、民間療法否定しているけれど、でもやってみなくちゃわかんないし、
全ての療法に可能性はあると思う。
今はネットで色々調べられるけれど、かえって情報過多で困ったりもするよね。


良い医師(療法士)に巡り合えるのが一番だけど、
それってカン(感・勘)starとか矢印だと思う。
鼻が効く友人を持つのもいいかもね笑顔


では。
 











 

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